カーテンを選ぶときは、色や柄はもちろんのこと、光の通し方や手触り、ウエーブのかかり方など詳しく検討しようとすると、どうしてもカットサンプルを頼んでしまいます。
晴れて選定されたサンプルは、確認や記録のために保存することになりますが、残念ながら選に漏れたものは一旦お役御免となり、次までウエイティングの状態となります。また、そういったことのほかに、メーカーの2~3年に一度のコレクションの変更があります。そこでは廃番となるものもあり、サンプルにどうしても無駄が出てしまいます。
そのようなサンプル布地は使い道が無くなってしまうのですが、捨てるのはものすごくもったいないので、再利用して、壁に飾れる小さな額を作ってみました。
写真の中の布地メーカーは、クリエーションバウマン、フィスバ、川島セルコン、スミノエ、フジエテキスタイル、インハウス、ナショナルトレーディングなどです。各社様いつもお世話になっています。
作るときに、メーカー名が書かれたラベルを直ぐにはがしてしまうので、覚えている範囲で挙げさせていただきました。メーカー名も正式名称ではないかもしれませんが、ご勘弁ください。
ちょっとだけ写真の物について説明しますと、イメージしたのは雪です。生まれ育った地で見た雪は同じ白でもいろんな白に見えた記憶があります。初冬の雪・厳寒の雪・春先の雪、新雪・ザラメになった雪 などなど。そんな記憶から、同じような白色~オフホワイトの布地ですが、皆違う布地を集めてみました。
額も、初めは白色にしようと考えて量販店の最安値のものを購入したのですが、塗装の質に我慢ができず白色を剥がしたところ、このような木目が出てきました。パイン材のようですが、その木目の感じや節を隠さずあるがままというのも、雪の降る地の骨太い感じが出ているんじゃないかと思っています。
額サイズ;W365 H205 t45
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